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畳や襖、障子など和室は大きな節電効果がありますPower Saving

畳や襖、障子などを用いた和室は、人に快適な空間を与えてくれるだけではありません。
畳や襖、障子の持っている機能が、大きな節電効果をもたらします。
森下和装工業は、暮らす人へ快適な空間を提供するとともに、
日本の和の文化、和の建物を大切にし継承する、
節電効果から自然環境への貢献を果たしたいと思っています。

洋室を和室に変えたら、こんなに節電できるPower Saving

サンプルイメージ

エネルギーは無限ではありません
畳・襖・障子で節電に貢献

冬の寒い日の洋間。洋間のガラスを通して、カーテンを通して、冷たい寒気が入ってくる。スリッパを履いてエアコンを作動させていないと居られない洋室。
夏は反対に暑くてたまらないので、エアコンを作動させておかないと居られません。

でもどうでしょう。頃は12月初め訪問した家。
和室8帖間の上を見ると、エアコンがどこにも付いていませんでした。
そこで質問をしました。
問:「エアコンはこの部屋にはないのですか?」
答:「障子のある畳和室は、冬は暖かいし、夏は涼しいからいらないんです」
問:「でも洋室には付いているでしょ」
答:「洋室はカーテンが熱気や冷気をストップしないでそのまま入ってくるし、フロアーは冷たいので靴下を履いてスリッパを履かないと。そして当然エアコンは付け放しですよ」
なる程の回答でした。
あちこちの和室のある家で同じ質問をすると、ほとんどがこの家と同じような回答でした。

サンプルイメージ

ですから、話しは大きくなりますが、全国に3000万戸の家があったとします。
その家の1部屋でも洋間から障子のある畳和室に変更したら、全国に3000万の畳和室が出来あがる訳です。
1室に1台のエアコンが付いていたとしたら、かなりの部屋が不要になることになります。
1台1kwの電力が必要とするなら、
1kw×3000万戸×(1日使用時間5時間と仮定)=3000万kw×5時間=1億5千万kw時の
電力エネルギーの節約になるのです。

そしてまた、食糧とともにエネルギーが世界的に重要視されるようになっております。
近年には福島県にある原子力発電所の大事故。
そして今も続く節電傾向、それで事は解決するのでしょうか。

私は職人です、多くの家を見る、特に家の中から見ることが専門です。
問題になっている原子力発電所が1ヶ所60万kw時発電すると、いったい何ヶ所の発電所を使わなくても(作らなくても)済むでしょう。
もう少し言いますと、日本では約50基の原子力発電所があり、原子力発電は全体の24%を占めている現状の中で、エアコンを使わないことにより相当な節電を国民が協力出来るのです。

愚直のようですが、日本文化の建築を継承して欲しい。
それは500年〜1000年もの建築の経験と歴史と知恵があるではありませんか。
法隆寺を薬師寺を見て下さい。
たかが4年間勉強して1級建築士になったとして500年〜1000年の日本人の知恵にかなうと思いますか。
デザインとツーバイ工法とかの形態で仕上げる家ーー我々職人にはアフターメンテナンスがやりにくくてしかたが有りません。柱、カベ、天井、床板、6cmの厚さのあったものが1cmになっているものもある畳、それらのメンテナンスが安価に上手に綺麗に出来にくいのが現状です。我ら誇りをもった職人の意見も聞いて下さい。

日本の和の文化、和の建物を大切にしましょう。

森下和装工業
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